リンゴのネットを使った手作りクリスマスリース

クリスマスをテーマにした活動では、毎年、工作をプログラムに組み込んでいます。
2016年度の活動ではクリスマスリースをつくりました。工程を載せておきます。

リースをつくった活動の様子(HR161203)

完成形

まずは目標とするかたちです。
クリスマスリース(完成形)

ネット状の素材なので、網目を活かせます。
やわらかいので整形、加工が容易です。
そして、材料調達コストを抑えられます。

準備

道具をそろえ、ある程度のパーツはつくっておきます。

材料

材料は以下のとおりです。

  • リンゴ輸送時の保護用ネット状緩衝材(フルーツキャップという名前らしいです。もちろん桃でもグレープフルーツでも何でも可です)
  • モール(今回は普通の太さでカラフルなもの)
  • リボン(今回は10mm幅)
  • 毛糸(今回は けばけば したもの)
  • 輪ゴム、セロハンテープ

材料

今回、リンゴネット以外は100円ショップで調達できるものでした。
もともと持っているものもあります。

パーツ

以下のパーツを準備しました。
工作以外のプログラムとの兼ね合いもあるので、事情に合わせて調整します。

  • ベース
  • リボン
  • 毛糸
  • オーナメント

ベース

リンゴネットを縦方向にに2分割し、縦に連結します。
連結部分は輪ゴムで留めてありますが、テープで留めてもよいでしょう。
ベース
素材によって、長さや太さを調整してください。

リボン

ベースに対してらせん状に巻くのと、壁掛け用の輪になるので、かなり長めに切っておきます。
複数人で一気につくらないなら、作業時に切ってもよいでしょう。

もう一つ、蝶結びのパーツをつくっておきます。リースのトップ部分の飾りリボンです。
リボンでモールを蝶結びにしておきます。結び目がモールの真ん中になるようにします。

毛糸

ベースに対してらせん状に巻くので、十分な長さで切っておきます。
装飾のバリエーションとして入れています。なくても成立します。
複数人で一気につくらないなら、作業時に切ってもよいでしょう。

オーナメント

いくつかモールでつくっておきました。
オーナメント
モールの切断面で手などをケガしないようにご注意を。
本番の制作時も気を付けるところです。

道具

今回必要になるのは、セロハンテープと両面テープです。
ある程度までつくってあるものを貼り合わせるだけにしてあります。

あとハサミ。

なお、お持ち帰り用の袋があるとよいです。

作業工程

実際の作業は以下の手順のとおりです。

手順1: リボンと毛糸をベースに巻く

リボンは、壁掛け用の輪の分を確保した状態(余りを確保した状態)でベースにセロハンテープで固定し、ベースに対してらせん状に巻いていきます。
巻き終わったところもセロハンテープで留めておきます。
リボンを巻く
リボンを巻いていく

毛糸は、端をベースの端にセロハンテープで固定し、ベースに対してらせん状に巻いていきます。巻き終わったら余らせる必要はありませんので、長すぎるようなら切り落としてしまって大丈夫です。
いったんテープでとめて、反対方向に巻き戻るという手もあります。

手順2: ベースを丸く整える

直線状になっているベースを丸くします。

(写真は別バージョンのため毛糸を巻いていません)

丸く留める
先端同士を重ね合わせたら、モール付き蝶結びリボンのモール部分で留めます。蝶結びは飾りですので、正面に来るようにします。
モールで留める
モールの先端が表に出ているとケガの心配があるので、尖った部分はベースの中に押し込んでしまいます。

ドーナツ状に連結できたら、ベースを丸いかたちに整えます。柔らかい素材なので簡単に整形できますが、巻いたリボンや毛糸に過剰な力がかからないよう注意します。

手順3: リボンを結ぶ

蝶結びリボンではない方、らせん状にベースに巻いたリボンで、方結びをして、壁掛け用の輪を作ります。
ベース側で1回結び、輪を作ったら2回結べば留まります。
壁掛けの輪をつくる

手順2: オーナメントを配置する

準備したオーナメントを両面テープで貼っていきます。
貼り付ける前に、どれをどこに貼るか決めておくとよいです。

両面テープは正方形になるように切っています。

できあがり

全体のバランスを整えながら、できあがりです。
色の組み合わせは準備したもの次第になります。
クリスマスリース(完成形)

アレンジのアイデア

フルーツキャップをカラーのものにするとか、リボン以外のものを巻いてみるとか、オーナメントに自然物を使うとか、可能性は無限大!

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